紙でできたモノ
株式会社大直が展開する紙で出来たプロダクトシリーズ『紙和』。
同社が開発した『ナオロン』という特殊な和紙は、紙でありながら耐久性に優れ、水にも強いという性質を持っています。
この「ナオロン」を使って作られたバッグは10kgの荷重にも耐え、傘などの濡れたモノを入れても破れる心配はありません。
SIWA|紙和 とは
「SIWA | 紙和」という名前は、紙のシワと和紙の反対読みの紙和という意味があります。
和紙を丹念に精製し、ひとつひとつ、布や革と同じように丁寧にミシンで縫製し、
さらに素材の強度をより高めるため、袋縫いの二層構造に仕上げています。
「ナオロン」は、使い込むほどにシワも入り風合いが増し、革のような、しなやかな質感が楽しめる新素材。
それでいて非常に軽く、また、手で触れたときの感触の良さは和紙という素材ならではのもの。
決して使い捨てではなく、長く、心地よく使い続けられる日常品です。
デザイナー「深澤直人」の思い
くしゃくしゃにすることで風合いがでるこの紙の特徴に気付きました。
和紙というとどうしても工芸的な製品をイメージしがちですが、
むしろそれを今のファッションやライフスタイルにあった一つの素材として捉え、
その優しさと日常性を生かしたを製品をデザインしたいと思っています。
和紙というイメージにこだわり過ぎない方がかえってその素材のもつ機能や味わいを今の生活に生かせるのではないでしょうか。